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まんぷく寺が建てられたのは、1661年だそうです。

中国ではちょうど明時代です。

開山のI元禅師は、福建の出身らしいですね。

日本に来た時はすでに63歳のお年かつ中国臨済界のスター的存在で、向こうでも住職をしており弟子もたくさんいたようで。

福建というと海の近くで貿易が盛んそうなイメージがあります。

もといたお寺のスポンサーは貿易商が多かったのかなと思うと、やっぱり「布袋⇒弥勒」はその人達のイチオシ信仰だった気がします。

(別に日本に来たならスポンサーに気兼ねせず仏像を変えてもよかったのに・・・)と思いますが、でもそれはそれで今までやってきたことの全否定になりそうで、変えられないものかもしれませんよね。

あと、臨済禅は公案をやったり奇傑がたくさん出まくりな感があるので、奇傑な人だった布袋さんを信仰してもなんとなく合っているような気もします。

でもやっぱり、布袋さんは弥勒ではないと思うんだけどなぁ・・・。
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