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6月に京都でやっていた白樺派展が、広島にやってきたので朝から行ってきました。

絵とか彫刻とか自分はひとつもわかりませんが、ロダンの「バルザック記念像の頭部(習作)」やビアズリーの「サロメ」挿し絵など見ごたえがありました!

でも、「すごい」とは思っても「好き」とはちょっと違うなあ…
ぜひ家に置きたい!という気持ちにはなれないような(汗)

いろいろみた中で、山脇信徳の「雨の夕」という絵が一番好きでした。
この絵は山脇さんが印象派の現物を見たことがなかった時期の絵ながら、印象派の特徴がよくかけていました。

あと、雑誌『白樺』の歴代表紙なども画家の個性がそれぞれ出ていて楽しかったです。

学生時代、国語の便覧に志賀直哉や武者小路実篤など文豪の名前と一緒に白樺派がちょろっと紹介されていたときは興味がわかなかったものの、民芸関係つながりで各人物の若いころのエピソードや背景を知るにつれ、今になって面白そうだなと思えてきました。

難しそうなので、「たぶん、読んでも自分には分からないだろうなあ…」とあきらめていた小説とか、また読んでみようかな。


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